文才がない人のぶろぐ

思ったこと・興味あることを適当に書いています。

頑張っていること

最近、友達とオンライン飲み会を開いた。同級生とか、友達とかと飲み会を開くと必ず仕事の話になる。せっかくの休みなのだから何も仕事の話なんかする必要はないと思うのに、仕事の話をみんなでする。各々の仕事に対するスタンスとか、今頑張っている仕事とか、今後やりたいこととかを話すことになる。お酒が相まって熱く話す人もいる。ただ、私はこれにどうしてもついていけない。大学の時に、語れるような人間になれと言われたことがあった。この時もよくわからないことを言っているなと思った覚えがある。その理由はあなたがいま頑張っていることをなぜ私が聞く必要があるのかとどうしても思ってしまうからである。飲み会の席は学会などの自分のやっている研究を知ってもらう場ではないと思う。ただ、やっている業種と内容を少し話せばそれで良いと思う。誰も頑張っている人の話を聞きたいと思っているのだろうか。私自身は頑張っていることとかを他者に話すのはカッコいいことだとは思っておらず、見えないところで努力をするからカッコいいと思う。

というよりも、生きているというだけで皆、必ず努力をしていると思う。それを見ないで仕事だけの努力だけを切り取ってしまうのはなんかおかしい気がする。確かに仕事はお金という指標があるが、お金になる努力だけを認めるのであればそれは何というか視野が狭い立場だと言わざる得ない気がする。生きているだけで何かに葛藤し、悩み、日々を過ごしていると思う。少なくとも頑張っている話をみんなとするのであれば仕事に限らず、打ち込んでいることや今の生活の大変なこと、苦労などを全て含めて聞くべきだと思う。それなら少し納得して人の頑張りを聞けると思う。